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2021.08.06 生産部-栽培日記- みかん栽培日記~増田さん・橘さんの果汁検査~
みなさんこんにちは。
広報担当の泉です🌼
毎日暑いですが、みかんは暑さに負けず元気に成長中!
現在みかんがどれだけ成長しているかというと…
8月5日時点でこんな感じ!
まだまだ青いですが、しっかり果汁がたまってきている段階です。
今日はそんなみかんの成長状況を計測するために行う、「果汁検査」の様子を紹介していきます🍊
検査を担当するのは、お久しぶりの登場!入社3年目の橘さんと、新入社員の増田さんです。
先輩の橘さんから、まずは検査方法のレクチャーを受けます。
今回は果汁検査の初回ですが、これから毎月約2回ずつ検査を実施していきます。
今後のためしっかりメモをとる増田さんです😊
検査対象となるのは、早和果樹園にみかんを持ってきてくださる農家さんの果実と、生産部が管理する各園地の果実。
早和果樹園では朝から30園地分の果実を収穫してきたそうです。
生産部山中くんの収穫の様子がこちら。
このように果実が集められ、果汁検査が始まります。
今回は、トップバッターとして会長がご自宅のみかんを持ってきてくださったので、会長のみかんを例に果汁検査の様子を見ていきましょう🍊
検査項目は主に、果実の大きさを示す果径(かけい)と、糖度、酸度の3つ。
こんな表に数値を記載していきます。
この3点が、美味しいみかんをつくるためにはとても重要になってくるんです。
まずは果径の大きさを測定。
ノギスというさしを使って測っていきます。
次に、糖度と酸度を図るために果汁を搾っていきます。
まずは果実を切るところから。
まだ果実が黄色いですね。
これから冬にかけてどんどんオレンジ色になっていきます。
次に果実を搾ります。
搾った果汁は注射器で集め、
酸糖度分析装置で数値を測定していきます。
果汁を装置に注入していくと、酸度と糖度の数値が表示されるようになります。
今回のみかんは、糖度8.4、酸度4.69。
この時期にしては、かなり良い数値だと橘さんが驚きながら話してくれました。
会長さすがです🍊
果汁検査は、果実の成長度合いを数値で管理していくため、栽培方法を見直す1つの指標にすることができます。
これから検査を重ね、みかんシーズンが近づくごとに、今回測定した3つの数値がさらに重要となってきます。
美味しいみかんを皆さんにお届けできるよう、数値をしっかりと参考にしながらみかん栽培に取り組んでいきますので、もうすぐ始まるみかんシーズンをぜひ楽しみにお待ちください😊
最後までお読み頂きありがとうございました。
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