搾汁方法について
手をかけることは
心をこめること
皮をむいてから搾る(チョッパーパルパー方式)
早和果樹園の加工品の多くは、自社搾汁の100%ストレート有田みかん果汁から出来上がっています。有田みかんそのままの味を加工品にのこすには、このチョッパーパルパー方式が最適なのです。
この搾汁法は、みかんの皮をむいてから、薄皮ごと裏ごしするように搾ります。簡単なことのように思われるかもしれませんが、たくさんのみかんの皮をきれいに剥くために、蒸気をあて、柔らかくした上で、最終的にはひとつひとつ人間の手でむいていくという、丁寧な過程が必要です。皮がむかれたみかんは、パルパーフィニッシャーという「裏ごし機」にかけられ、すり潰されて果汁となります。その際、薄皮の部分もすり潰されるので、繊維質(パルパー)たっぷりの、みかん100%ストレート果汁ができあがります。
一般的に見られるみかん果汁製品は、皮ごと搾汁にかけるので、多少なりとも皮の油分が入り、どうしても雑味が混ざります。皆さんはみかんを食べるときは、皮をむいて食べるかと思います。早和果樹園の100%果汁は、「みかんを食べているかのような味わい」の追求のため、手間はかかりますが、この搾汁法を採用しています。
手間をかけて素材を活かし、味を生かす。
早和果樹園では、3種類の糖度のジュースがあります。原料の選別の段階で光センサーを活用し、それぞれに搾り分け、10度、11度、12度以上などのブランドジュースに仕分けていきます。まるで、生のみかんを扱っているかのように、加工品を製造しています。みかん農家出身であり、自前搾汁ができる早和果樹園ならではの技術です。
また、搾汁の際に「みかんの皮」や、果汁に入り切らなかった余分な「みかんのふくろ」が残ります。通常、「搾りかす」と言われるようなこのような素材も、早和果樹園では調味料や化粧品、スムージーなどの原材料に利用することで、みかんに新たな価値を呼び起こしています。
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