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2020.12.18 有田みかんを世界農業遺産に!「有田みかんシステム」の現地視察が行われました

こんにちは。社長の秋竹です。

本日は有田みかんの未来にとって、と~~~~っても重要な、視察団がやってきました。

それは・・・

「有田みかんを世界農業遺産に認定してもらおう!」という目的の中の、まずは「日本農業遺産」への認定を目指し、本日、「世界農業遺産等専門家会議」の委員さんはじめ農林水産省職員方も含めた有田みかん産地現地視察団の皆さんがやってきたのです。なんか、ややこしいっすね・・・

日本になくてはならない果物「みかん」。その日本のみかんの約10%の生産量を誇る有田地方で生産される「有田みかん」は、約450年の歴史を誇り一大産地を形成しています。

この地域で行われている、育苗から生育、出荷販売まで一貫した取り組みである「有田みかんシステム」全体を見て頂くのが今回の目的です。

ようこそ早和果樹園へ。まずはみかんの選果場で集合

1日で有田みかん産地全域を回るため、視察団は大忙し。朝は果樹試験場を出発し、広川町での苗木育成、湯浅町でのみかん王子こと井上くん率いるグリーンツーリズムを視察したあと、有田市に入りみかん博物館を経てうちに来ていただきました。

うちの視察内容は、やはり生産加工販売の6次産業化がメインでありますが、そこに女性活躍、そして高齢者活躍なども織り込み、お昼ごはん含め最長の滞在時間を過ごしていただきます。

こちらが選果場。うちは中型選果機ですね~というお話

到着後、まずはシーズン真っ只中のみかんの出荷現場に。みんなせっせとみかんの荷造りを行っています。

手詰め梱包エリア

そして、今回のメインのひとつ、「なでしこ食堂」へ。ここでメンバーの皆さんは昼食となります。

入り口ではなでしこ達が待ち構えて殺菌消毒w

㈱早和なでしこが運営する、「なでしこ食堂」のおばちゃんたちがお出迎えで、視察団のみなさんと社食を食べていただきました。

ちょっと狭い(汗)昼食風景

その後は、本社に移り、私から早和果樹園の取り組み、特に若者活躍やみかんの皮を活用など20分間でお話させていただきました。

といいながら25分かかりました。安定のオーバー

その後は、現在シーズン真っ只中のみかん搾汁の視察を見て頂きました。果汁を採るだけではなく、みかんの外皮の乾燥や、薄皮の利用の話などもさせていただきました。みかんは捨てるところのない資源として活用しているところは、十分に見ていただけたかなと感じます。

窓の向こうは搾汁風景
みかんの皮乾燥ラインの見学

その後はうちの加工品のラインナップを見ていただくため、SHOPで試食タイム。みかんだけで色んな商品を展開している状況を見ていただきました。

いらっしゃいませ!とは言ってもお買い物の時間は無し(涙)
試食をすすめる店長

うちの滞在時間は70分、なんとかいい具合に伝わったかな?とにかく、精一杯対応したのでもう悔い無しです(笑)

これにて早和果樹園のターンは終了。次に向かう委員さんたち

この後は、有田みかんの超有名農家さんである的兵さんちの視察に旅立っていかれました。夕方からは試験場で全体ヒアリングが行われるのですが、私は大学院に通学のためこれにて失敬。会長に頑張ってアピールしてもらいます。

さあ、果たして世界農業遺産のまずは入り口である、「日本農業遺産」に認定されるのかどうか!それは神のみぞ知るところですが、まずは人事は尽くしましたので天命をのんびりと待ちたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

●この記事を書いた人 秋竹俊伸 社長

秋竹俊伸 社長

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みかん屋の社長です。20歳から10年間はバリバリ専業農家してました。その反動からか、最近の趣味は魚を買ってきて捌くことです。日本酒と刺し身が大好きなアラフィフです。
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