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2023.12.30 2023年 仕事納め

こんにちは。社長の秋竹です。

いよいよ本年も、仕事納めの日がやってきました。ホントに日が経つのは早いですよねぇ(アラフィフが感じる強い心境)

12/28、一部を除く本社全体の仕事納め(営業、製造、みかん等)。
12/29、本社1Fにある直営店「早和果樹園本社店」の最終営業日(仕事納め)。
12/30、経理(請求業務等)の仕事納め。
そして12/31本日、南紀白浜店(とれとれ市場内)の営業が終了いたしまして、これにて早和果樹園の2023年全業務が終了いたしました。

大晦日のとれとれ市場、閉店間際

昨年7月より、南紀白浜とれとれ市場さんに出店したことで、早和果樹園は365日誰かがどこかで働いている状況が復活いたしました(コロナ禍前は試飲販売で365日稼働でした)。なかなか大変な状況ではありますが、これぞ6次産業化の真髄では無いかと感じております。

特に、いままでは1次・2次・3次が繋がっている(もしくは融合している=同じコアメンバーでやりくり)といったイメージでしたが、この南紀白浜店をOPENしてからは、1次・2次・3次がいい感じに繋がりつつも、それぞれ独立して動き出してきたなというイメージを持つようになってきました。

3次産業(主に商売)なんて、1次産業出身の我々創業メンバーからは程遠い感じでしたが、やってるうちに社内の別働隊が独自に頑張って結果を残しつつある状況が見えてきて、なんだか組織がどんどん拡張してきてるなとしみじみ思うようになってきています。(これ伝わるかしら・・・)

みかんしか扱ってませんが、ええ感じにすすんでるなーと思っている次第です。

さて、昨年も行った、1年のダイジェストを振り返りたいと思います。

2月には、人生初めて出場した日経新聞社主催のピッチランコンテスト「スタ★アトピッチJapan」の決勝ラウンドにて、跡継ぎベンチャー部門賞(3位相当)という賞を頂きました。

「すてない加工」を題材に、全国の猛者と戦いました!

他のスタートアップや老舗企業と違い、”有田みかんの活用”というニッチな世界のお話しでしたが、認められて本当に良かったです。なんか、このような結果が付けばこれからの事業も自信をもって進めますよね。

3月は第2回早和果樹園MGを開催。今回もインストラクターとして株式会社柳田織物のヤンヤンさんをお呼びし、総勢35名でワイワイと行いました。

経営と会計を実践で学ぶゲームです。

2回目の開催となり、社員もだいぶわかってきている者も増え、昨年とは違った終始和やかな空気感で行われました。スタッフみんなが経営の意識を持てば、きっと会社は変わりますよね。引き続き頑張っていきたいですね。

4月は入社式。今年も4人の新卒社員が仲間入りしました。

ふりかえればこのメンツ、まだ9ヶ月くらいなんだよな・・・もう結構主力級で頑張ってるわ。

5月は久しぶりの海外へ。アメリカ西海岸のシリコンバレーツアーに行ってきました。

Meta(facebook)の看板の前で。ここはサンノゼです。

このツアーは、2月に行われたピッチラン「スタ★アトピッチ」の受賞者対象のツアーです。日経新聞さんからのご褒美ですね。参加費無料で招待いただいたので喜んで行きました。シリコンバレーは米国サンフランシスコとサンノゼの周辺のIT計スタートアップが集まるところで、AppleやGoogleなど、巨大IT企業の本社などが連なっている場所です。新しい発見もあり、非常に充実した数日間でした。

6月2日、2011年9月紀伊半島大水害以来の大豪雨がやってきました。ちょっと違うところは、2011年は紀州の奥の方(高野山などの内陸)で多量の雨が降ったのに対し、今回はまさにこの有田で記憶にないほどの大雨が観測されました。

裏の川が溢れて本社に水が入ってくる画像。これはまだ途中で、このあと更に増えてきて本社にまで水が入る直前まで来ました(車はこの撮影後すぐに安全な場所へ)

この雨で、弊社の園地はあまり被害が出なかったものの(それでも被害は多々)、地域の至る所の段々畑が崩れ、今もなお復旧できていない所多数。自然相手の仕事は、一度大きな被害を被るとなかなか復帰がむずかしいですね。ほんとむずかしい。。。

もうひとつ、6月は経営計画発表会です。今回は4年ぶりにリアル開催となり、お世話になっている銀行さん方をお呼びして、盛大に開催されました。

集合写真。この後は大宴会です。

7月は、個人的に会社運営を参考にさせていただいている、㈱ヤッホーブルーイングさんの軽井沢本社を初訪問。

土曜日にも関わらず、盛大なお出迎えを頂きました。

ヤッホーさんはすごいチームづくりを実践している会社さんで、組織をどう作っていくか悩みまくりの私にいつも様々な参考を与えてくれています。色んなお話を聞かせていただいたり、工場を視察させて頂いたりと、目からウロコの応酬でとても良い経験をさせていただきました。もっちー、ありがとう。

10月には、これまた4年ぶりの社員旅行を決行しました。社員旅行に行ったことのない社員が多数なのでどこに行くか悩みましたが、あまり遠くに行くのは辞めようとのことで、有馬温泉バスツアーとなりました。参加してくれた皆、喜んでくれたかなぁ。

若手女子達のワンショット。写真をいただきました。

11月には、これまた4年ぶりの「第18回アグリファンフェスタ2023」を開催。今回は約1000人と、4年前の1200名には及ばないものの、久しぶりに多くの皆さんにご参加頂きました。社員たちも3ヶ月の準備期間、一生懸命頑張ってくれました。

みかん収穫体験園地の様子

11月にはいり、みかんシーズンが本格化。もうここまで来ると、みんな目の前の仕事に一生懸命となりますので、私はこれまでやれなかったことや来年の準備などに取り掛りはじめました。

と、例年だとあまり用事が入らない12月でしたが、今年は講演が2本も入りました。ひとつは日本農業経営学校主催の「経営マスターコース」にて、「組織マネジメント」の講座を。全国の農業法人経営者向けの講座ですね。オンラインで行いました。もうひとつは、日本政策金融公庫主催の「アグリビジネスM&Aトレンドセミナー」の講師として。これは東京大手町にある日本政策金融公庫さんの本社にお邪魔してお話してきました。

初めて潜入した日本政策金融公庫さんの東京本社。対象は全国の専門家向けなので東京まで来ましたがオンラインで(行きたくていったのですよ)

12月に講演受けるのは初めてかな。とはいえ、今年も1年間、農業関係やら大学関係やら多数の方にお呼びいただき、たくさんの講演を行ってきました。呼んでいただけるうちが華ですので、早和果樹園をより知ってもらうためにも、行けるものはできるだけ受けていこうと考えています。

また、年末には大型機械の納入がありました。

この吊ってるの、6トンあるんですって・・・こわ

2024年は投資フェーズ第一弾、ジュース充填工場の設備の刷新です。ここから毎年大型投資案件をすすめ、3年後には面白い会社になってるでしょう。やり切る為には様々な意思決定が必要ですが、特に2024年が重要になりそうです。私ももう50歳手前、やれるところまで突き進んでまいりたいと思います。

最後に、12月末に一つ取材を受けました。日本農業遺産「有田みかんシステム」系のTV取材ですが、来ていただいたのはタレントで元日向坂46の宮田愛萌さん。うれしそうなツーショット写真で、今年を締めたいと思います。笑

元日向坂46の宮田さんと。サインいただきましたよ!

それでは皆さん、良いお年を。

●この記事を書いた人 秋竹俊伸 社長

秋竹俊伸 社長

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みかん屋の社長です。20歳から10年間はバリバリ専業農家してました。その反動からか、最近の趣味は魚を買ってきて捌くことです。日本酒と刺し身が大好きなアラフィフです。
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