お知らせ
2020.11.10 生産部-栽培日記- 生産部が栽培する畑「新林」に肥料をやります
みなさんこんにちはEC事業課青山です。
本日の生産部栽培日記は「秋肥」についてご紹介します。
秋肥とは10月下旬ごろにみかんにあげる
肥料のことで「あきごえ」と読みます。
秋肥は5月から果実をならし、成長させてきた樹に養分を与え
元気を取り戻させること、これから来る寒さに備える体力を
付けさせるための最も大切な作業です。
今回作業を行うのは入社2年目の橘くん。
トラックに肥料を積み込み新林まで到着しました。
大量の肥料を積んでいます。
和歌山県が温州みかんの栽培で
推奨している秋肥の施用量は
窒素成分が10アール当たり10kgです。
新林の広さが60アール。散布する肥料の窒素成分量が8%
なのでこの畑だけで40袋。800kgの肥料を散布します。
窒素とは肥料の3要素の1つで植物にとって
最も大事な栄養素の1つです。
窒素は空気中に多く存在しますが、
みかんの木を含む多くの植物が
空気中の窒素を利用できないので
肥料として土に散布し、微生物による
吸収、分解などの過程を経て植物の体内に
吸収されます。
肥料をモノラックに積み込みます。
落ちたら大変なので慎重に。
急傾斜の畑ではモノラックという乗り物を使用し
コンテナに積んだみかんや肥料を運びます。
これが秋肥です。魚粉、なたね油かす、牛骨粉などの
有機成分が中心の肥料です。
地元の肥料屋さんに配合してもらった
早和果樹園の畑に合わせた肥料です。
作業は簡単。まくだけです。合計40袋を3人で
散布するのに4時間かかりました。
◯作業の感想をどうぞ
橘:新林は広くて急傾斜の畑なので、肥料を抱えて
歩き回るのはとても大変です。
来年もおいしいみかんが実ってくれる
ように肥料を散布しました。
◯今年の新林のみかんはどうですか?
橘:新林は急傾斜のため元々水はけが良い畑
ですが、今年は夏場の乾燥がきつかったので
いつもより味が濃縮されていると思います。
おいしいものをお届けしますのでもうしばらく
お待ち下さい。
新林みかんの収獲はまだ始まっていませんが
来年もおいしいみかんができるよう準備は
着々と進んでいます。
来年は8月中旬頃から新林みかんの予約受け付けを
予定しております。お楽しみに!
本年の新林みかんの予約販売は終了しましたが、
冬のみかん「味こいみかん」「味まろみかん」の予約は
まだまだ受け付けております。
有田みかんを産地直送でお届けします。
まずは画像をクリックして紹介ページを
ご覧ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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